21日に北京で発表された「中国図書小売市場1‐6月期統計報告(2018)」によると、今年上半期、中国全土の図書小売市場の成長率は前年同期比では下降したものの、依然として10%以上を保っている。ただ、実店舗の書店市場は17年に増加に転じたものの、今年の上半期は再びマイナス成長となり、2.93%減となった。中国新聞網が報じた。
今年初めに発表されたある調査報告によると、17年、中国の図書小売市場の総規模は近年の増加傾向を引き継いだ。そのうち、児童向け図書の売上が、図書小売市場の24.64%を占めた。つまり、17年における図書小売市場の成長の3分の1以上を児童向け図書が支えたということになる。
今回発表された報告を見ると、今年に入ってからも、児童向け図書が依然として図書小売市場で最も大きな割合を占め、その割合は26.25%となった。
児童向け図書のうち、特に人気となっているのはどんな作品なのかみてみると、18年上半期の児童向け図書ランキングでトップ3は、「窓ぎわのトットちゃん」、「シャーロットのおくりもの」、「笑猫日記-又見小可怜」だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018 年8月24日
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