韓国3大通信キャリアが1日に5Gサービスを同時に開始した。これは世界初の5G商用化サービスで、韓国は世界で最も早く5G時代に突入した国になった。
2018年は「5G元年」と呼ばれる。世界の通信キャリアは現在、5G商用化を急ピッチで進めている。メディアの報道によると、すでに世界の通信キャリア182社が78カ国で5Gに関する実証実験・配置・投資を行っている。中国3大通信キャリアの中国移動( チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)の計画によると、中国は2020年に5Gネットワークの正式な商用化を実現する予定だ。
5G初の整った基準「リリース15」が今年6月に発表された。これは5Gの大規模商用化を見据えるネットワーク設備、チップ、携帯電話、多様なスマートデバイスの生産が可能になったことを意味する。GSMアソシエーション中華圏戦略協力社長の葛頎氏は、「この基準に基づくと、世界の5G商用化は2019年に実現される。5G商用化は単なる5Gサービスの開始に過ぎず、5Gの大規模応用を実現するためには商用化後に2−3年の時間が必要」と述べた。
葛氏は「過去の2G・3G・4Gの発展経験から見ると、低価格端末が登場し主流になり、そして一定のスケールメリットが生じることで、5Gネットワークのサービスが急速に普及することになる。5Gが産業と社会に向けより良く効果を発揮するためには、さらに長い期間が必要となる。当然ながら消費者にとっては、来年下半期もしくは2020年に5Gサービスを利用できる可能性が高い」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月7日
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