浙江省杭州市金都天長小学校の国語の教師はこのほど、子供が授業に集中しているかどうかは消しゴムの状態を見れば判断できることを発見し、しかもこれはかなりの確率で当たるとしている。一部の「問題児」たちは授業中に机の上で消しゴムを長い時間いじったり、積み上げたり、鉛筆で刺したり、またはひたすら消し続けている。それにより、その集中力はすべて消しゴムに注がれてしまい、消しゴムはボロボロになるまで遊ばれてしまうことになる。一方、まじめに授業を受けている子供の中にも、考え事をしながら消しゴムをボロボロにしてしまうというケースも見られるものの、ほとんどの時間、消しゴムに触れることはない。この「消しゴムの法則」は特に低学年の生徒に当てはまるという。子供たちの集中力が散漫にならないように、この国語の教師は「文房具を選ぶ際には、なるべくシンプルな文房具を選ぶように注意し、子供たちの意識が文房具に向かわないようにしたほうがよい」とアドバイスしている。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年12月7日
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