劉霖さん(26)は重慶に来てもうすぐ2年。現在は南岸のある不動産会社で営業として働いている。しかしそんな劉さんは最近失恋したばかり。その原因は聞くだけで切なくなるような内容だった。なぜなら、彼の恋敵はなんとイヌだったからだ。
劉さんによると、「彼女はイヌには、残飯を与えずに、ドッグフードしか与えていなかった。しかもイヌには毎晩手を変え、品を変えエサを準備するのに、僕と彼女が食べるのはインスタントラーメンだけ」と振り返る。さらに、「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)の日は20箱分の買い物をした。そのほとんどがイヌの服やおもちゃ、おやつで、僕には上着の一枚もなかった」のだという。
彼女は愛犬のためなら、おいしいものを食べさせ、トリミングに400元(1元は約16.46円)使うのも惜しくないにもかかわらず、劉さんが「散髪に行くから30元ほしい」と言うと、「ダメ」と拒否。その上、もっと良い環境でイヌを世話するため、劉さんは別れを切り出され、彼女にはその後新しい彼氏ができたという。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年12月17日
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