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中国の漢詩テーマ番組「中国詩詞大会」シーズン4で13歳の少女大活躍

人民網日本語版 2019年02月13日08:22

中国中央テレビ(CCTV) の視聴者参加型の漢詩をテーマにした人気番組「中国詩詞大会(Chinese poetry Conference)」シーズン4では、鄧雅文さん(13)が4回連続で勝ち抜き、第6回では陳瀅さん(12)が漢詩に関する博学ぶりを披露し、微博(ウェイボー)の話題をさらった。このようにシーズン4では、子供たちが大活躍して視聴者を魅了している。 北京日報が報じた。

シーズン4の出場者の職業は視聴者にとって一層身近な職業が多く、フライトアテンダント、エンジニア、警備員、タクシー運転手、個人事業者、公務員など33業界をカバーしている。中には仕事以外の全ての時間を趣味である漢詩に費やしているスーパーの店員もいれば、毎日合計56階の階段を上り下りするほどの運動量ながら、漢詩で自分を鼓舞しながら働いているという水道検針員、飛行中に乗客に漢詩のすばらしさを伝える飛行機の機長などもいる。出場者は最年少が5歳、最年長は71歳。番組スタッフによると、今回、青少年の出場者が多いのは、出場者同士の交流を増やすためで、中華の優秀な伝統文化の社会各界、特に青少年に対する影響を際立たせたかったからという。

シーズン4の問題は初めてジャンルごとに分けられており、そのジャンルは、季節、花・草・鳥・動物、故郷に抱く思い、家族に対する思い、恋愛、友情、英雄など約10ジャンル。漢詩の日常生活における応用頻度の高さやテーマとのマッチ度に基づいて分類されている。出場者は敗者復活戦において自分でジャンルを選ぶことができる。そのジャンルの問題は、対応するテーマの範囲内となっている。ジャンルは、伝統的な季節や四季の変化などの内容の漢詩が最も多く、伝統文化も大きなウェイトを占め、応用度も高い。

こうした出題スタイルで進められる番組の中で、出場者が驚くようなパフォーマンスを披露してくれている。例えば、第一回戦で、出場者・李洋さんは「一」という漢字を見ただけで、「一年三百六十日、風道霜剣厳相逼」という漢詩を言い当てた。実は中国の古典「紅楼夢」を10回も読んだという李さんは「僕が『中国漢詩大会』に出場するのをきっかけに、多くの友達が漢詩や中国の伝統文化に触れるようになった。漢詩が僕の生活を変えた。漢詩を通して身の回りのもっと多くの人に影響を与えたい」と話した。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年2月13日 

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