旅の達人VSオタク メーデー連休消費を盛り上げた新傾向とは?

人民網日本語版 2019年05月08日11:01

今年の「五一(メーデー)」連休中の消費市場は、依然として爆発的な勢いを呈した。工人日報が伝えた。

〇絶大な支持を得た高速鉄道旅行とカスタムメイド旅行

中国国家文化・観光部が4日に発表した統計データによると、今年のメーデー連休中に国内を旅行した人の総数は延べ1億9500万人で、その観光収入は1176億7千万元にそれぞれ達した。

同程旅遊網や驢媽媽旅游網(Lvmama.com)が発表した統計データから、「高速鉄道による小旅行が、今年のメーデー連休旅行の特色の一つ」という事実が伺える。高速鉄道は、スピーディで信頼のおける移動手段を提供しただけでなく、観光目的地の対象範囲を大幅に拡大し、高速鉄道沿線にあるいくつかの特色ある小鎮や県城(県政府所在地)は、フリーツアーを選択した人々の間で最も人気が高い観光地となった。驢媽媽旅游網が発表した「2019年『五一』連休旅行報告」によると、メーデー期間中、同社プラットフォームを通じて高速鉄道関連商品を予約した延べ人数は、例年に比べ約38%も増加した。

馬蜂窩観光研究センターの馮饒氏は、「数年前から旅行商品の品質に対する人々のニーズが上昇の一途を辿るなか、カスタムメイド旅行は、かなり主要なレジャースタイルのひとつとなっている」と指摘した。

宿泊については、ホテルに限定されず、人々が民泊や民宿など「基準にとらわれない」宿泊施設を選ぶ割合が著しく上昇している。民泊情報サイトの「途家」の統計データによると、今年のメーデー連休中、民泊の増加スピードは前年同期比60%以上上昇した。とくに、北京市延慶区で開幕した北京世界園芸博覧会(北京世園会)が起爆剤となり、民泊予約は前年同期比4倍以上増加した。

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