中国対外貿易は安定の中で成長し原動力は増強を続ける (3)

人民網日本語版 2019年05月10日14:21

2019年4月25日、安徽省淮北市■(さんずいに目と隹)渓県の経済開発区にあるアルミニウムベース新材料の基地で、アルミ関連企業の作業員がまもなく輸出される小型高級アルミコイルを点検している様子。(画像提供:人民図片)

また中国の自信はより多様化する貿易パートナーからもきている。伝統的貿易パートナーとは貿易額の順調な増加を維持し、これと同時に中国対外貿易企業はその他の国や地域との経済貿易往来を積極的に開拓し発展させている、1~4月には中国と欧州連合(EU)、ASEAN、日本などの主要市場との輸出入がいずれも増加した。「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は合計2兆7300億元に上り、同9.1%増加し、全国の対外貿易輸出入全体の増加率を4.8ポイント上回り、全体に占める割合は28.7%で、同1.3ポイント上昇した。商務部(省)国際貿易経済協力研究院国際市場研究所の白明副所長は、「新市場の開拓、新ニーズの創造が、対外貿易の安定成長の維持により大きな可能性をもたらした」との見方を示した。

税関総署の李魁文報道官は、「国内経済の『安定』は対外貿易の『安定』にとって重要な支えだ。中国の開放のドアがますます大きく開け放たれていき、対外貿易安定政策の効果が絶えず顕在化していることが、対外貿易のモデル転換・バージョンアップを力強く促進し、企業の活力を向上させる。また中国は今年、貿易円滑化水準をさらに引き上げ、通関地のビジネス環境を引き続き最適化し、対外貿易企業が身軽に市場に参入できるよう助力し、対外貿易の安定の中での進歩の実現を促進する」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年5月10日

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