中国グローバルイノベーション・起業成果交易会はロボットに事欠かず、今年は果物狩りロボット、警備ロボット、格闘ロボット……が登場した。これらの「メカニカル」な面々と異なり、あるロボットはお上品だった。シャツにネクタイを締め、黒縁のメガネをかけている。髪の毛が濃く、肌はつやつやしており、展示館内のすべてを静かに見つめている。このロボットは今年の「最も人間らしいロボット」と呼ばれており、華南理工大学自動化学院の張智軍准教授のチームによる成果だ。広州日報が伝えた。
「彼」は人間に似ているだけでなく、人を識別できる。言葉で交流するほか、表情で感情を表現することもできる。さらには自らの意思で水を運び、手を振るまでできる。このロボットには多くの想像の余地が残されており、人と友好関係を築き、さらには気持ちを込めて人間に寄り添うことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月24日