重慶市知的財産権ビッグデータ応用連盟会議が4日明らかにしたところによると、知的財産権ビッグデータに基づく競合相手分析・情報投入システム「対手通」が正式にリリースされた。これは国内初の世界特許技術動的スマートシステムで、企業・科学研究院(所)などの各種革新主体の代わりに注目する競合相手をリアルタイムで追跡し、その最新の特許技術動的情報を自動的に報告することができる。科技日報が伝えた。
企業の革新にまず必要なのは、知的財産権の保護だ。重慶市知的財産権情報センターの劉偉センター長によると、同センターが開発した「対手通」はすでに「阿里クラウド」、「双創クラウド」、「微信(WeChat)ミニプログラム」、「重慶市科技資源共有プラットフォーム」でリリースされている。同システムには中国、米国、日本、韓国、欧州など130カ国・地域の特許データが含まれる。データはリアルタイムで更新され、リアルタイムで企業や科学研究院(所)などの各種革新主体が注目する競合相手の最新の特許技術をリアルタイムで追跡し、関連情報を自動的に報告することができる。システムは高頻度自動検索及び観察機能を持ち、微信、ショートメール、Eメールで報告する。
「対手通」の試験運用期間中には、重慶市や上海市など10以上の省・直轄市の1700社企業ユーザーが、270万件以上の各種特許データを送信した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年7月5日