最高の健康法は、「早寝早起き」と「感情のコントロール」 (2)

人民網日本語版 2019年07月11日16:59

心理学の専門家は、「感情は、万病の源。人生で最初に学ぶべきことは、感情のコントロールで、自分のネガティブな感情にどう対応すべきかを学ぶほか、ポジティブな感情を生み育てる能力をマスターすることも必要だ。感情をコントロールすることは、つまり、自分の運命をコントロールすることにつながり、感情のコントロールは、幸福を掴むことにつながる」と指摘している。

〇ネガティブな感情は万病の源、感情のコントロールは健康のコントロール

本当の意味での健康を手に入れたいならば、人との付き合い方を学び、自分の感情を調整する能力を身につける必要があり、それは幸福力を高めることにもつながる。

日常的に怒りの感情や敵対心を抱いている人は、高血圧症や冠動脈疾患に罹患しやすい。恨みや悲しみを常に感じていたり、寛大な心で他人に接することや他人を許すことができない人、自分を疎ましく思っている人などは、リューマチ・関節炎、エリテマトーデス、多発性硬化症などの自己免疫疾患に罹患しやすい。常に焦りを抱いている人は、過敏性腸症候群を患いやすい。

このように私たちがネガティブな感情を抑えようとするとき、それが身体を通して現れる場合がある。

実は、数千年前に書かれた中国最古の医学書「黄帝内経」のなかにも、「恐怖は腎臓を傷つけ、悲しみは肺を傷つけ、怒りは肝臓を傷つけ、憂いは脾臓を傷つける」という記載がある。感情のコントロールすることは、すなわち、健康をコントロールし、命をコントロールし、幸福をコントロールすることでもあるのだ。

【感情の流れをスムーズにするための4ステップ】

1.立ち止まる。感情的になったら、他人から邪魔されない場所で、静かにジッとしてみよう。

2.身体の声に耳を傾け、自分の身体を感じてみる。身体が発する声に耳を傾けると、「泣きたい」「主張したい」「叫びたい」「殴りたい」「自分を抱きしめてあげたい」といった気持ちが沸き起こってくるかもしれない。自分も他人も傷つけないという前提条件の下、身体が心地よいと感じるまで、身体が欲するとおりに動いてみよう。頭より身体の方が賢い時のほうが多いということを知ろう。

3.自分に一体どんな要求が満たされていないのか、どうすれば満たされるのかを自問する。特に、他人に頼らずに自分で自分を満足させる方法を考えてみよう。

4.行動計画リストを作り、まずは「行動」してみよう。

(編集KM)

「人民網日本語版」2019年7月11日

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