中国、上半期の純輸出がGDP成長率を1.3ポイント引き上げ

人民網日本語版 2019年07月23日11:00

中国商務部対外貿易司の責任者が22日明らかにしたところによると、国家統計局のデータに基づけば、上半期には物品・サービスの純輸出の国内総生産(GDP)の成長に対する寄与度は20.7%となり、投資の寄与度を1.5ポイント上回った。この数字に基づいて試算すると、純輸出がGDP成長率を1.3ポイント引き上げたことになるという。中国新聞網が伝えた。

同責任者は、「今年上半期には、輸出入が安定の中で質が向上する発展状況を維持し、国民経済への寄与が大きくなった。税関の統計によると、人民元建てで計算した場合、輸出入は前年同期比3.9%増加し、輸出は同6.1%増加、輸入は同1.4%増加だった。国家統計局のデータに基づけば、上半期には物品・サービスの純輸出のGDPの成長に対する寄与度は20.7%となり、投資の寄与度を1.5ポイント上回った。この数字に基づいて試算すると、純輸出がGDP成長率を1.3ポイント引き上げたことになる」と指摘した。

同責任者は、「国際市場における配置、中国国内の地域別配置、経営主体、商品構造、貿易方式の『5つの最適化』が積極的な進展を遂げた。1-6月には、米国、欧州連合(EU)、日本、香港地区以外の新興市場およびその他の市場への輸出の占める割合が1.4ポイント上昇して48.7%になった。中部・西部地域の輸出は1.1ポイント上昇の17.5%。民間企業の輸出は3.2ポイント上昇の50.7%。電気機械製品の輸出は58.3%。一般貿易の輸出は1.7ポイント上昇の58.7%だった」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年7月23日

  

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング