河野太郎外相は29日、日本の外務省が今月30日から一部の中国人観光客のビザ(団体観光一次ビザ)を対象にオンライン申請による受付をスタートさせることを明らかにした。中央テレビニュースが伝えた。
河野外相は、「この措置はビザの申請手続きをさらに簡素化し、日本の在外公館におけるビザ発給業務の効率化を図ることを目的としている」と説明した。
オンラインビザ申請業務は、まず北京にある在中国日本国大使館を通じてビザ申請を行っている一部の旅行代理店に対してスタートする。その対象となるのは、日本に1回のみの入国が可能で、滞在期間が15日以内の団体観光一次ビザ。今後はこうしたオンライン申請業務を段階的に上海などの領事館にまで拡大し、最終的にすべての訪日観光ビザ業務にまで拡大させる方針だ。来年4月以降には、香港特別行政区総領事館を除く全ての在中国公館で、全ての一次観光ビザ(団体及び個人)にオンライン申請を導入する計画。同時に、これまでずっと使用されてきたパスポートのビザページに添付するシールタイプのビザも全て電子ビザに切り替えていく方針だ。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年7月31日