寝台車に足を踏み入れた乗客は、清潔できちんとした寝具を目にするとうれしく感じるのではないだろうか?列車が駅に到着した後、短時間の間にどうやって寝具一式を交換するのだろうか?どの寝具を交換する必要があるのか、そして交換する手順は?交換された使用済み寝具は、一体どこに行くのか?
こうした疑問を抱く読者たちに、ここではそんな手順を紹介していこう。
〇列車が駅に到着すると、どの寝具を交換するのか?
シーツ、掛け布団カバー、枕カバーなど、肌に直接触れる寝具は、すべて交換しなければならない。
〇寝具を交換する手順は?
(手順1)列車が駅に到着後、乗務員は交換する寝具を取り外す。
(手順2)外した寝具を一つの回収袋にまとめて回収する。
(手順3)清掃員が清潔な掛け布団カバーをつける。
(手順4)清潔なシーツを敷く。
(手順5)乗務員がシーツの四隅を整える。
(手順6)列車長(乗務責任者)が車内の全ての交換された寝具を検査する。
(手順7)列車長と清掃班リーダーは寝具交換状況表に確認のサインをする。
(手順8)寝具の交換を全て終えたのち、乗客の乗車を待つ。
〇交換された使用済み寝具はどこに行くのか?
乗務員は、使用済みの寝具を回収袋に入れた後、車内の定められた場所に置く。
クリーニングセンターがある駅に列車が到着すると、これらの使用済みシーツやカバーは作業員の手でクリーニング工場まで運ばれ、分類・洗濯・消毒・アイロンがけを経て包装され、次回使用のために再び列車に運ばれる。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月30日