14億の人口を擁する中国で年中果物が食べられる理由は? (2)

人民網日本語版 2019年08月14日13:47

新技術の開発と広範な栽培面積のおかげで、中国の農民は、世界のスイカの約70%を生産するようになった。14億人の一人当たり占有量は50キログラムを上回る。

(中国のスイカ生産量が世界総生産量に占める割合。グラフ作成:張靖&鞏向傑/星球研究所)

②柑橘類

柑橘類は、温暖で湿潤な気候のもとで良く育つ。南方での生産量トップを誇る柑橘類は、マンダリン、ミカン、ダイダイ、ブンタンなど極めて多くの種類があり、生産量は中国の果物総生産量の16%を占める。

(中国柑橘類の生産量分布。グラフ作成:張靖&鞏向傑/星球研究所)

(湖北省宜昌市・シ帰県の河口鎮で、ネーブルオレンジを運ぶ村民たち。画像提供:VCG)

② リンゴ

北方の生産量トップは、温帯で栽培される果物のリンゴだ。1980年代、全国で「リンゴブーム」が巻き起こり、リンゴの栽培面積・生産量はいずれも急増した。

(中国リンゴの栽培面積・生産量の移り変わり。グラフ作成:張靖&蘭澤玉/星球研究所)

(山西産リンゴ「紅富士」。撮影:亜明)

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