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犬の散歩に荷物引き取りに食事代行 「代行経済」が誕生 (2)

人民網日本語版 2019年11月06日09:26

落落さんが「食事代行サービス」をしているのは先天的な優位性があるからだ。彼女はずっと体重を46キログラムで維持してきたが、最近は400グラム痩せてしまったという。食事代行サービスをしても太る心配はなく、お腹もお財布も一杯になるこの業務は長く続けられるだろうし、いろんな面白い人にも出会えるだろうと期待している。

ネットワークプラットフォームで「食事代行サービス」を打ち出す人は多く、料金は0-2元ほどだ。サービス提供者は笑顔の絵文字と一緒に「食べ物よ、かかってこい!来る者は拒まず」などと書き込み、高カロリーの食べ物の写真を数多く添えている。

ユーザーが開発した各種代行サービス

「代行サービス」の主な提供プラットフォームは淘宝(タオバオ)や閑魚及び各種のデリバリープラットフォーム、代行プラットフォーム、宅配便プラットフォームなどだが、こうしたプラットフォームはプラットフォームと人材を提供するだけで、各種各様の思いもかけないような個人向けサービスはユーザー自身が開発することが多い。

複数のプラットフォームと大勢のライダーを取材したところ、実際に存在する個人向けのさまざまなサービスを知ることができた。ジョギングで体を鍛えたいが一緒に走る人がいない人が「伴走代行サービス」をしてくれる人を探す。家庭料理が食べたいと思って「料理代行サービス」をしてくれる人を探す、大都市で働く人が一人で病院に行くのがいやで「病院付き添いサービス」をしてくれる人を探す。車が故障したが自分ではどうしていいかわからなくなって「牽引代行サービス」をしてくれる人を探す。「洗濯代行サービス」、「生牡蠣をむくのを代行するサービス」の依頼もある……

閃送の対外事務ディレクターの劉学住さんは、「こうした依頼は予想もしていなかったものだ。閃送を利用するユーザーは比較的急いでいる人が多く、代行の依頼は業務のごく一部分に過ぎない。閃送での代行の依頼をみると、ちょっとした手伝い、列に並ぶ、つきそう、代表して気持ちを伝えるなどが大半を占めている」と話す。

劉さんは続けて、「消費高度化にともなって新たな概念『ものぐさ経済』が登場した。『ものぐさ経済』の最も重要な点は消費者の『お金で解決できることなら問題にはならない』という考え方をがっちりつかまえたことにある。今時の若者はお金を出してでも時間がほしいという人たちで、閃送の代行業務は完全に以前からのユーザーによって開発されたものだ」と述べた。

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