プラス要因3:中国対外貿易の安定が強化され、反循環的調整政策も次々登場
中国は輸入を拡大するため、20年には冷凍豚肉やアボガドといった消費財、一部の先進設備、カギとなる部品、原材料などの関税率を引き下げる。また今年2月22日までに、WTO「貿易の円滑化に関する協定」で未履行の措置をすべて履行する予定で、貿易コストはさらに低下する見込みだ。
輸出については、政府が国際市場の配置をより深く最適化し、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との貿易協力の深化と共同建設に力を入れ、周辺国との貿易規模を拡大し、企業を誘導して一連の重点市場を開拓する方針を明確に打ち出した。
また経済の下ぶれ圧力に対処するため、中国はこのところ減税・費用削減、企業の技術改良の支援を含むさまざまな措置を積極的に打ち出して製造業の成長を安定させ、サービスアウトソーシング産業の発展を加速させるなどしている。
魯氏は、「こうした政策は一方では輸入振興にプラスになり、また一方では消費と投資を安定させ、輸入の伸びを牽引する上でプラスになる」との見方を示した。
ここ数年のうちでグローバル貿易が最も困難な状況にあった2019年にも、中国の対外貿易は引き続きしっかりと足元を固めた。2020年には、中国内外の環境が改善するにつれ、対外貿易はより大きな発展を実現するものと期待される。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年1月6日
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