中国における春節のさまざまな風習ーー新年の挨拶回りの日

旧暦1月1日と2日 

人民網日本語版 2020年01月22日10:04

中国では旧暦の12月に入ると、春節(旧正月、今年は1月25日)ムードがますます高まってくる。そして、春節の1週間前となる旧暦12月23日になると、中国各地はほぼ「春節カウントダウン」モードに入り、人々は地元の風習に基づいて、春節の準備を始め、忙しくなっていく。人民網ではそんな春節までの中国の年越しに関する風習を1日に一つずつ紹介していく。

春節となる旧暦1月1日と翌日の2日は、親戚や友人などの家を訪ねて、新年のあいさつをして、良い1年になることを祈る。その挨拶を中国語では「拜年」と言う。

「拜年」はまず家の家族に向けたものから始まる。春節の朝に起床すると、まず、目下の子供が目上の親などに挨拶をして、その健康と長寿、順調な1年になることを祈る。そして挨拶を受けた親たちは準備しておいたお年玉を子供に配る。家族への挨拶を終えると、今度は外出して近所などを訪問し合い、人に会うたび新年の挨拶をし、素晴らしい1年となることを祈る。

1月2日になると、贈り物を手に親戚や友人を訪ねる。また、既婚女性は夫や子供を連れて、たくさんの贈り物を手に、実家に戻る。その時、女性側の両親はご馳走などで歓待し、娘の夫が娘を大切にしてくれることを願う。

「人民網日本語版」2020年1月22日

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