世界中の博物館が天猫モールに集結 デジタル化で「逆成長」を実現

人民網日本語版 2020年04月01日11:09

良渚博物館の文化「クラウドライブ配信」やポタラ宮の「クラウド個人旅行」など、新型コロナウイルス感染が拡大するなか、デジタル化という新ツールの力によって、人々の博物館めぐりに新たな変化が生じている。中国新聞網が伝えた。

新型コロナウイルス感染による肺炎のパンデミックを受け、世界各地の多くの博物館が臨時休館を余儀なくされている。その一方で、天猫モールに出店する博物館の数が増加している。

〇世界中の博物館の「天猫モール集結」ブームが到来

天猫の統計データによると、現在までに国内の故宮博物院や国家博物館、頤和園および海外の大英博物館やメトロポリタン美術館など博物館28ヶ所が天猫モールに出店しており、人々が待ち望んでいるルーブル美術館も近く出店する予定という。

3月29日、世界四大美術館のひとつであるロシア・エルミタージュ美術館も天猫モールに出店した。

エルミタージュ美術館は別名「冬宮殿」といい、ロシアの「武則天」ともいわれているロシアの女帝エカテリーナ2世が建造した個人美術館で、館内に収蔵されている秘蔵品は約300万点に達し、ダ・ヴィンチやピカソといった著名芸術家の作品も少なくない。ロンドンの大英博物館、パリのルーブル美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館とともに、世界四大美術館の一つと呼ばれている。

天猫新文化クリエイティブチームの担当者は、「我々がリードして、エルミタージュ美術館とジュエリーブランド『周大生』など18の中国ブランドとの提携を通じ、50種類のボーダーレス文化クリエイティブ製品の開発を加速した。これには、鎮館の宝である『孔雀の時計』からインスピレーションを得たネックレスも含まれている」と紹介した。

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング