世界初の「華竜1号」福清原発5号機原子炉の燃料プール。撮影・新華社張涛
生態環境部(省)は4日午後、中核集団福建福清核電有限公司に福清原発5号機の運営許可証を発給した。世界初の第3世代原子炉「華竜1号」中核集団福清原発5号機原子炉の燃料搬入が午後3時30分、正式に始まった。1本目の燃料棒が順調に炉内に搬入され、同機はメインシステム燃料棒搬入後の調整試験の段階に入り、完成・稼働に向け重要な一歩を踏み出した。人民日報海外版が伝えた。
中国が完全に独自の知的財産権を持つ第3世代原子炉「華竜1号」は、177本の炉心という設計を革新的に採用し、炉心のエネルギー密度を引き下げ、設計の安全性を高めた。「華竜1号」の世界初の原子炉の核燃料搬入作業の順調な展開を保証するため、建設チームはその燃料搬入リハーサルを行った。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月7日