苗木、カレンダー、賛辞……変わった年末ボーナスが登場

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春節（旧正月、今年は2月12日）の足音がますます近づく中、毎日頑張って働いている「ワーカー」たちを支えているのは、まもなくやって来る春節（旧正月、今年は2月12日）の連休以外では、おそらく春節前に支給される賞与だろう。中国新聞網アプリが伝えた。

中国の求人サイトの智聯招聘が1日に発表した「2020年ホワイトカラー年末賞与調査研究報告」によると、地域別にみた場合、春節前に支給される20年度末のボーナス支給額が最高の都市は北京で、平均1万3258元（1元は約16.2円）に達した。北京以外で平均1万元を超えた都市は5ヶ所だった。

全体としてみると、ボーナスの支給額で上位に並んだ都市は、南方の都市が相対的に多く、ベスト10には新一線都市の杭州、蘇州、合肥、二線都市の福州、寧波が入った。

都市部のホワイトカラーのボーナス支給額はその地域の平均給与レベルと比例するため、発達した地域ほどボーナス支給額も多かった。

同時に同報告が伝えたところでは、よいボーナスというのはだいたいどれも同じようなものだが、変わったボーナスとなるとその形式は様々だ。ボーナスを支給されたホワイトカラーのうち、現金を支給された人は91.1％に上り、生活用品を支給された人は8.6％、食品を支給された人は8.4％だった。このほか、ボーナスとは言えないような変わったものを受け取った人もいた。こうしたどう受け止めてよいかわからない「ボーナス」には、苗木、古い卓上カレンダー、避妊具などもあれば、口頭で賛辞を贈る、栄誉証書を授与するなどの「精神的な励まし」もあり、さらにQ幣（騰訊＜テンセント＞が発行する仮想通貨）、宝くじ、休暇申請券など一風変わったボーナス「相当品」もあった。（編集KS）

「人民網日本語版」2021年2月3日