中国人民銀行(中央銀行)が5日に発表した銀行家アンケート調査報告によると、今年第2四半期(4-6月)には、中国のマクロ経済の景気に対する銀行家の見方を示す「銀行家マクロ経済ヒート指数」が前期比3.5ポイント(p)上昇の45.9%となり、第1四半期(1-3月)の上昇傾向が続いた。第3四半期(7-9月)に対する銀行家マクロ経済ヒート指数は前期比2.5p上昇の48.4%だった。
同報告によれば、今年第2四半期には融資全体の需要指数が前期比6.9p低下、前年同期比5.2p低下の70.5%となった。
人民銀行が同日発表した企業家アンケート調査報告によると、今年第2四半期の経営景気指数は前期比3.3p上昇、前年同期比16.9p上昇の59.6%だった。営利指数は前期比7.6p上昇、前年同期比11.1p上昇の60.7%だった。
企業の受注状況を見ると、第2四半期の輸出受注指数は前期比8.8p上昇、前年同期比18.8p上昇の50.6%。国内受注指数は前期比10.2p上昇、前年同期比5.1p上昇の56%だった。
資金繰りを見ると、第2四半期の資金繰り指数は前期比0.3p低下、前年同期比8.7p上昇の60.3%。運転資金の回転指数は前期比0.8p上昇、前年同期比11p上昇の64.4%だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年7月8日