中国発展改革委員会と文化・観光部(省)がこのほど共同で発表した「国民の観光・レクリエーション発展綱要(2022―30年)」(以下、「綱要」)は、近代的なレクリエーションの観念の育成、観光・レクリエーションの時間の確保、観光・レクリエーションの空間最適化、豊富な優良商品の供給、観光・レクリエーション施設の整備、近代的なレクリエーション業態の発展、観光・レクリエーション体験の向上、商品のイノベーションとグレードアップの推進、業界改革の継続的な深化、国際交流の継続的な強化といった重点任務10項目を計画している。
また「綱要」は、中国全土の春節(旧正月)と法定祝祭日のスケジュールの最適化や、都市周辺のレクリエーション・リゾートベルトの計画的な建設、コミュニティを中心としたレクリエーション生活圏の構築、レクリエーションサービス施設の整備、新興のレクリエーション業態の発展、観光・レクリエーションの質の高いサービスキャンペーンの実施、デジタル化された文化・観光消費の新しいシチュエーション開発といった一連の具体策も列挙している。
文化・観光部は、「『綱要』を発表したのは、中国の観光・レクリエーションの環境を一歩踏み込んで最適化し、関連の公共サービス体系を整備し、製品・サービスの質を向上させ、観光・レクリエーションのバリエーションを増やし、関連業態の融合を促進することが目的」と説明している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年7月20日