中国国家鉄路集団の統計によると、「鋼鉄のキャラバン」と言われている国際定期貨物列車「中欧班列」の7月の運行数が前年同期比11%増の1517本、発送した貨物が同比12%増の14.9万TEUと、いずれも過去最高を記録した。人民日報海外版が報じた。
世界経済が低迷する中、「中欧班列」が安定の中で増加し、ユーラシアの国際貿易の大動脈となっている。今年1‐7月期、「中欧班列」の運行数は累計で前年同期比3%増の8990本、発送された貨物は同比4%増の86.9万TEUに達した。同期、「中欧班列」の西ルート、中央ルート、東ルートの平均輸送量は拡充前の2020年と比べて、それぞれ18.3%増、17.7%増、36.5%増となった。
世界では不安定要素や不確定要素が増える中、「中欧班列」は強い勢いを保ち、駅や路線が継続的に新設され、「円滑、効率的で、多方向に伸び、海と陸が連結された」ネットワーク構造形成が促進され、世界情勢に逆行するかのように、上昇カーブを描き、「コンテナが予約待ち」になるほどの人気路線となっている。現時点で、「中欧班列」は27ヶ月連続で、1ヶ月の運行数が1千本を超えている。
「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設イニシアティブが提起されて10年目になり、「中欧班列」は、点が繋がり線となり、さらにネットワーク化し、その輪はますます拡大し、欧州24ヶ国200都市と連結され、「一帯一路」建設の重要な成果となり、「一帯一路」の勢いある活力が示される形となっている。
約2000年前、キャラバンがラクダに荷物を載せて砂漠を超え、東西を結ぶシルクロードが形成された。そして、今は、貨物を満載した「中欧班列」が東西を往来し、歴史あるシルクロードで再び「ラクダの鈴」の音を鳴り響かせている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月12日
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