江西省にある井岡山国家級自然保護区の管理局が8月28日に明らかにしたところによると、同保護区のオウゴンテングアゲハ繁殖研究基地は今年8月、2羽のオウゴンテングアゲハの羽化に成功し、うち1羽は雌。人工技術によるオウゴンテングアゲハの雌の繁殖は今回が中国初となる。科技日報が伝えた。
オウゴンテングアゲハは希少であることから昆虫界の「ジャイアントパンダ」と称えられ、「世界8大有名・貴重蝶」のトップに位置づけられ、「幻の蝶」「蝶の女王」「世界の動物の生きた化石」と呼ばれる。国家1級重点保護動物で、主に亜熱帯または熱帯の標高1000メートル前後の二次自然林に生息しており、野外の生息数は非常に少なく、確認されるケースは極めて稀だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月29日