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中国では近年、婚姻件数が減少の一途をたどり、結婚年齢が上昇している。中国民政部(省)がこのほど発表した「2021年民政事業発展統計公報」によると、2021年、中国全土の婚姻登録機構・場所は合わせて4372ヶ所あり、うち婚姻届提出機構は1069ヶ所。法的に婚姻届を提出した夫婦は前年比6.1%減の764万3000組だった。結婚率は5.4‰と、前年比で0.4ポイント下降した。また、法的に離婚届を提出した夫婦は前年比34.6%減の283万9000組だった。ここ36年(民政部は公式サイトで1986年からデータを発表)で、婚姻件数が800万組の大台を割ったのは今回が初めてのことだ。
2021年に婚姻届を出した男女の年齢を見ると、25-29歳が最多で539万3000人。以下、30-34歳(305万2000人)、40歳以上(297万9000人)、20-24歳(252万9000人)、35-39歳(133万2000人)と続いた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月31日