ジャイアントパンダ国家公園四川省崇州エリアの標高約2900メートルの清水池ポイントに設置された監視カメラに今月15日、成獣のパンダが映り込んでいるのが確認された。そのパンダは、周りをキョロキョロ見ながら、のんびりと雪の上を散歩し、しばらくすると山奥へと戻って行った。中央テレビニュースが報じた。
崇州管理保護ステーションの専門家によると、成獣のパンダは単独で行動し、固定の縄張りがあり、繁殖期になるとその範囲を広げるという。映像に映っていたパンダは、鼻で木の下の匂いを嗅いでおり、他のパンダが縄張りに侵入していないかを確認していたと見られる。
ジャイアントパンダ国家公園崇州エリアの面積は280平方キロで、邛崍(キョウライ)山脈のパンダの個体群の交流においてカギとなるルートとの連結地帯にあたり、「邛崍山脈のパンダの恋愛スポット」と言われている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月17日