第6回北京国際映画祭組織委員会は今回のオープニング作品に「北京遇上西雅図之不二情書(北京ロマンinシアトル2)」が選ばれたことを正式に発表した。薛暁路(シュエ・シャオルー)監督がメガホンをとり、江志強が製作を担当する本作品は、呉秀波(ウー・シュウポー)と湯唯(タン・ウェイ)が主演するロマンティックな恋愛映画で、心温まるロマンティックなストーリー、優れたプロデュースとすばらしい演技で数ある候補作品の中から選ばれた。なお本作品は4月16日に世界に先駆けて封切りされることとなる。新華網が伝えた。
「北京ロマンinシアトル2」が第6回北京国際映画祭のオープニング作品に選ばれたというニュースが伝えられると、製作スタッフと製作会社はこの作品が評価されたことを非常に喜んだ。「北京ロマンinシアトル」は今も中国語のラブストーリー映画としての興行成績トップの記録を保持し続けており、3年ぶりの続編となる「北京ロマンinシアトル2」もその心温まるラブストーリーのテーマを継承しつつ、呉秀波と湯唯という前作からの主役たちだけでなく、あらたに秦沛(チョン・プイ)、恵英紅(ワイ・インホン)、王志文(ワン・ジーウェン)、陸毅(ルー・イー)、祖峰(ズー・フォン)、劉志宏(リウ・ジーホン)ら豪華キャストが加わり、ストーリーもプロデュースも作品全体のレベルがアップしている。
映画の中で湯唯演じるヒロイン・姣爺は15歳の時に父親に連れられマカオに移民。それからというものカジノが家になり、エスコートとしてカジノで働くようになった。予告編では正装に身を包んだ湯唯が颯爽とカジノに現れ、1作目のヒロイン・文佳佳とは全く異なっている。呉秀波演じるダニエルはロサンゼルスに暮らしている不動産マネージャー。まさに「何百回もすれ違いながらついに出会って一目ぼれする」わけで、予告編の最後には二人が手をつなぎながらゆっくりとロンドンの街並みを歩くシーンとなっており、マカオとロサンゼルスがめぐり合う国を越えたラブストーリーに仕上がっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月25日