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「レヴェナント:蘇えりし者」が先行上映、中国の観客「レオは名実共に王者」

人民網日本語版 2016年03月17日08:29

映画「レヴェナント:蘇えりし者」がこのほど、北京で先行上映イベントが行われ、観客はオスカー賞トップクラスの制作チームによる究極のビジュアル効果を一足先に味わった。人民網が伝えた。

今年最もホットな映画として同映画は賞レース、興行収入共に成功を収めた。賞レースを圧巻しただけでなく、レオナルド・ディカプリオにとっては初めての「オスカー像」獲得であり、興行収入のアピール度も目を見張るものがあり、全世界における興行収入は現在のところ4億ドル(約454億円)をすでに上回った。今回、中国国内で初めて上映が決定したことで、この映画に対する国内の観衆の期待値は測定不能になっている。ラッキーにも入場できた映画ファンたちは先行上映後、心の底から満足し、「ビジュアル効果が超しびれる。それぞれのシーンは究極に美しく、完全に映画の中に引き込まれた」、「レオの演技が卓越していた。名実共にオスカー賞に相応しいのでいいね!を押したい」と声を挙げた。

映画の中のディカプリオはこれまでのイケメンのイメージを覆し、顔全体を霜で覆われ髪の毛を振り乱したワイルドな「おじさん」のイメージだが、より一層「男らしさ」が加味されている。喉の損傷により話すことができない上、一人孤独に荒野を駆けまわるというストーリー設定により、全編を通してディカプリオがセリフを話すのは20回に満たないが細かい顔の表情や面持ちだけで観客に気持ちを伝えた。愛する子供の死体を発見した時のやりきれない悲痛なシーンに深い哀悼を示すようにロッキー山脈を濃霧が覆うシーンを配し、ディカプリオの身を切られるような痛みと何とか生き延びようとする意思が会場の観客に切実に伝わってくる。

3月20日、ディカプリオは自ら中国を訪れて映画のプロモーションを行なったという。中国での配給元である奥飛影業有限公司の責任者白潔氏は、「『レヴェナント:蘇えりし者』はただ鑑賞するだけでなく、全く新しい体験もできるため、中国の映画館の大型スクリーンで上映すべきである」と話す。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年3月17日


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