台湾の「九族文化村」 海外桜の名所に認定
台湾の日月潭「九族文化村」はこのほど財団法人「日本さくらの会」より初の海外桜の名所として認定され、16日に同施設で詔書の授与や記念碑の除幕式が行われた。台湾中部・南投県にある台湾の先住民をテーマとした娯楽施設「九族文化村」は台湾最大の桜祭りと称される日月潭九族桜祭りの会場でもあり、今年は2月1日に開幕した。施設内は5000本余りのカンヒザクラが満開で美しい光景が広がる。台湾のウェブサイト「中広新聞網」の記事を「中国新聞網」が転載した。
「九族文化村」の黄瑞奇・企画部経理は、「日月潭九族桜祭りと日本さくらの会は今年交流10周年を迎える。それを記念して日本さくらの会は海外さくらの名所として認定する以外に、記念碑も建立する予定」と発表した。
台湾南投県では九族文化村や霧社に向かう沿道で間近に桜を鑑賞できるほか、台湾キ南大学のキャンパス内にも台湾山桜と日本八重桜が1000本植えられている。日月潭とキ南大学は20日から28日まで、観光客に桜の花を観賞しながらお茶会を楽しんでもらおうと「日月潭・キ南大学 桜の鑑賞お茶会イベント」を開催する。ただし、観光客200人限定で先着順だという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年2月18日