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三中全会に提出する改革案、8つの重点分野 (3)

(6)国有資産管理

国のバランスシートを作成

 国有資産監督管理委員会は国務院に対して責任を負い、定期的に全人代に活動を報告し、質疑と監督を受ける。中長期的に見て、国有資本と財政資金を含む統一された国のバランスシートを作成するべきだ。財政剰余金を国有資本に充当しても、国有資本によって財政赤字を補填してもよい。現有の国有企業の株式を振り替えて、国有資本投資運営基金を創設する。

(7)イノベーションシステム

大学の脱行政化を実現

 大学の脱行政化を段階的に実現し、大学理事会、学長、監督機関で構成される大学ガバナンスメカニズムの構築を模索し、教育者に教育運営を任せ、大学運営の自主権を確保する。大学運営の規制を緩和し、外国の一流大学の中国での協力または独立運営を奨励する。

(8)外国関連経済

基幹産業に国際競争を導入

 エネルギー、通信、金融など基幹産業の対外開放を推進し、競争力ある投資家や経営者を引き入れ、国内競争を先導する。対外投資体制改革を加速する。対外投資の審査・認可段階を減らし、審査・認可効率を高める。中日韓自由貿易圏を重点に、質の高い自由貿易圏の構築交渉を加速する。

 改革案は『新たな改革の戦略と道筋』と題して中信出版社から11月に発売される。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年10月29日

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