第18回党大会報告 科学的発展観に新たな位置づけ
8日午前9時(日本時間同10時)、中国共産党第18回全国代表大会(党大会)が盛大に開幕し、胡錦濤総書記(国家主席)が報告を行った。
中国共産党中央党校の辛鳴教授は中国共産党新聞網の取材に答え、次のように述べた。
第18回党大会の報告では、科学的発展観に新たな位置づけがなされた。科学的発展観が、全党・全社会が必ず長期的に堅持しなければならない指導思想として提起されたのだ。
科学的発展観が提起されてから10年間、中国社会は科学的発展観に基づいて発展しさえすれば、より良くより速い発展が得られることが実践により証明された。逆に科学的発展観にそむく発展は、力が足りない感じがし、多くの干渉・束縛に直面するだろう。今回の報告では、全党・全社会が必ず長期的に堅持しなければならない指導思想として、科学的発展観が明確に提起された。これは中国が過去10年間の改革発展で実践してきた客観的要求を反映していると言える。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月8日