外国メデイア、第18回党大会に注目
第18回党大会がまもなく開催される。世界の各大手メディアは中国の前進の方向を緊密に注視し、中国の変化の趨勢を整理、分析している。人民日報海外版が伝えた。
■「今年世界で最も重要なイベント」
「中国共産党の第18回党大会は中国、さらには全世界の未来に影響を与える『大きなイベント』だ」。米ABCのコラムニスト、ケリー・ブラウン氏はこう指摘した。
太平洋両岸の「中共第1回党大会」と「米大統領選」を並べて取り上げるメディアもある。日本新華僑網はこの2つを国際メディアが広く認める「今年世界で最も重要なイベント」と捉えている。米誌タイムは世界の大手メディアの論説を整理したうえで「第18回党大会で選出される中国共産党の次期指導者が米国にもたらす影響は、米大統領選で選出される次期大統領が中国にもたらす影響を遥かに上回る」と分析した。
「全世界が今回の大会がもたらす影響を感じるだろう」。英紙ガーディアン電子版は「中国で起きる事はいずれも重要だ」との学者の見解を伝えた。
■党内民主の一層の成熟が明らかに
米ブルッキングス研究所は「中国の秩序ある、制度化された権力の世代交代は中国共産党の党内民主の一層の成熟を明らかに示すものであり、国際社会から一層の称賛と賛同を得るだろう。指導部の構成は豊富な基層経験、高い知識水準、厚い専門的バックグラウンドという趨勢を示している。これは中国の新たな進展を促すうえでプラスであり、中国の将来の発展にとって希望だ」と指摘した。
「第18回党大会を前に中国共産党の指導者が発表した談話には『新たな時期』『新たな特徴』『新たな知識』という言葉が頻出する。『新たな』という言葉は、今後中国が引き続き体制革新に注目して、新たな歴史的チャンスと試練に適応していくことを告げている」。米紙ニューヨーク・タイムズはこう論評した。