外交部：中印には溝や問題を処理する能力がある

華春瑩報道官

　外交部（外務省）の華春瑩報道官は2日の定例記者会見で「中印双方は国境問題について緊密な意思疎通と協議を行っている。双方には両国の友好協力関係をたゆまず発展させると同時に、両国間に存在する溝や問題をうまく処理する知恵と能力があると信じている」と表明した。

　記者：中印両軍の国境「対峙事件」に関する第3回協議が失敗したことで、両国関係に影響が生じる恐れがあるとインドメディアが報じた。これについて中国側のコメントは。

　華報道官：中印国境で最近発生した問題に関して、双方は国境問題に関する協議・調整制度および国境守備会議のルートを通じて緊密な意思疎通と協議を行っている。こうした接触によって互いに相手国の懸念と立場に対する理解が深まっており、これは問題のできるだけ早い適切な解決に資する。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年5月3日