習近平主席とベネズエラ大統領が会談
習近平国家主席は22日、ベネズエラのマドゥロ大統領のために歓迎式典を催した。 |
習近平国家主席は22日、ベネズエラのマドゥロ大統領と人民大会堂で会談した。
両首脳は中国とベネズエラの共同発展の戦略的パートナーシップの強化および地域・国際問題について踏み込んで意見交換し、幅広い共通認識にいたった。
習主席は「ベネズエラは中南米地域の重要な国だ。双方の共同努力の下、両国関係は良好に発展している。ベネズエラのチャベス前大統領は中国人民の偉大な友人であり、中国・ベネズエラ関係の発展に傑出した貢献を果たした。われわれはチャベス前大統領を大変懐かしんでいる。マドゥロ大統領とベネズエラの新政権がチャベス大統領の対中友好政策を継承し、ベネズエラ・中国関係の発展を外交の優先的目標としていることを称賛する。現在、両国関係はこれまでの事業を受け継ぎ将来の発展に道を開く時期にある。双方は互恵友好協力を深化し、両国の共同発展の戦略的パートナーシップを絶えず新たな段階へと押し上げていくべきだ」と表明。
「中国、ベネズエラ双方はハイレベル交流を継続し、政府、立法機関、政党交流を緊密化し、党建設、経済発展分野で互いの経験を共有し、参考にし合う必要がある。両国の政府ハイレベル混合委員会と融資協力枠組みの役割を発揮し、エネルギー、農業、インフラ整備、金融分野の実務協力を統合的に計画、推進し、相互投資に良好な環境を創出する必要がある。来年で両国の国交樹立から40周年になる。双方は文化交流活動を催し、相互理解と相互友好感情を深める必要がある。多国間分野の協力を緊密化し、中国・中南米協力フォーラムの構築を共同で推し進め、中国・中南米協力全体の水準を高める必要がある」と強調した。
会談後、両首脳は融資、文化、教育、人材育成、人的往来の円滑化などの分野の協力文書の調印式に出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月23日