三中全会「決定」:民間資本の中小型銀行設立を許可
中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)で審議・採択された「改革の全面的深化における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」(「決定」)の全文が15日、発表された。
「決定」では、金融市場体系をより完全なものとすることが打ち出された。金融業の国内外への開放を拡大し、監督管理を強化するという前提の下、条件の整った民間資本が法にのっとって中小型銀行などの金融機構を設立することを許可する。政策性金融機関の改革を推進する。多層的な資本市場体系を整備し、株式発行登録制改革を推進し、株式金融を多くのルートから推進し、債券市場の発展と規範化を進め、直接融資の比重を高める。保険による経済補償の仕組みを改善し、巨大災害保険制度を構築する。包括的金融を発展させる。金融革新を奨励し、金融市場の多層性と商品の充実をはかる。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年11月15日
【特集】中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議