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新発見の日本軍文書:慰安婦が日本政府の行為だった

 2014年01月10日08:36
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1935年に東条英機が関東憲兵隊司令部に発した「極秘」の「関東憲兵隊冬季治安粛清計画」(1月7日撮影)。長春、ハルビンなどの都市および周辺で残存抗日武装人員を捕え、食糧、道路、武器の補給ルートを遮断することが主な内容だ。吉林省公文書館はこのほど、中国侵略関連の日本軍文書を公開した。

 吉林省公文書館が新たに掘り起こした中国侵略関連の日本軍文書は、日本軍による戦時中の慰安婦強制連行が日本政府の行為だったことをはっきりと示している。新華網が伝えた。

 吉林省公文書館が今回掘り起こし、整理した慰安婦問題関連の32件の書類は「憲兵月報」「南京周辺地区『治安回復状況』に関する報告」などで、慰安婦を強制連行し、奴隷的に酷使し、虐待した日本軍の狂暴な行為を詳細に暴露するものだ。

 1938年2月28日の「南京周辺地区『治安回復状況』に関する報告」は南京周辺の下関、鎮江など9地区7カ所に慰安婦を設置した状況、現地駐留の兵士の人数、慰安所の慰安婦の人数、慰安婦が相手をした日本兵の人数、日本軍の慰安所利用状況を記録。これによると、この地区では最多で慰安婦1人が兵士267人に「利用」され、最小でも慰安婦1人が日本軍将兵71人の相手をしなければならなかった。文書は慰安婦の構成も記録しており、ある慰安所では朝鮮人慰安婦が36人いた。

 「文書の記載から見て、当時日本軍は慰安婦に対して非常にむごく、慰安婦をひどい目に遭わせ、虐待することが日常茶飯事だった」と、吉林省公文書館「慰安婦」課題チーム長の王放氏は指摘。

 「憲兵月報」には「鉄道工場の日本兵1名が酒に酔った後に軍の慰安所で慰安婦に暴力を振るい、器物を損壊した」との記録がある。「郵政検閲月報」によると、中国の庶民、日本の軍人および家族が家族や友人に宛てた手紙にも日本軍が慰安婦を奴隷的に酷使した犯罪行為の記録が大量にある。


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コメント

最新コメント

匿名希望   2014-01-11220.63.99.*
メディアにおける日中関係と日米関係このウェブサイトを読みだしたのは最近のことだが、これだけの情報を、自国外の視点で、アクセスできるというのは、これからの情報社会にとっては、相互に有利に働くと思う。何よりも、日本語で読めるというのは決定的だ。国の体制からいえば、日米関係の方が近いはずなのだが、こうした日本語版のメディアが存在すると一挙に、日中の意思疎通は豊かになると思う。あらためて、これまでの、日中の地理的、文化的な歴史的交流の深さを感じる。そして、何よりも、先の大戦で犯した日本軍の行動に関する情報に、国内でよりもはるかに容易に接することができる。以前、アイリス・チャンの南京虐殺に関する英語版を書店で購入しようとしたとき、普段無口な店員から、「これは、でたらめな本」だという趣旨の意見を、聞きもしないのに聞かされて、あらためて、日本でのアレルギーの強さに驚いたことがあった。もちろん、あらゆるメディアは、立場上、一定の個性や傾向をもっているものだが、批判的に読み取る能力は読者の主体性に関わる問題だ。これからも、内向きに閉じこもることなく、いろいろな視点からの情報に接することは、そうした批判力、真偽への感受性を鍛える意味でもよいことだと思う。