中国人気ドラマを米国で放映へ 文化を理解できるかが視聴率のカギ (2)
米国の留学生「理解しにくい」
一方、米国カリフォルニア州から中国に留学して5年になるある男性は、同ドラマを「見たことがある」としながらも、米国でも放映されることに関してはやや否定的で、「周りに欧米の友人がたくさんいるが、みんな人気のお見合い番組『非誠勿擾』のような、バラエティ番組のほうが好き」と率直に語っている。
同男性は、「米国には中国のテレビドラマがほとんどない」とし、その理由として、▽映像がハリウッドやHBO(米ケーブルテレビ)に劣る▽古代を舞台にしたドラマに含まれている、中国特有の文化は理解しにくい---などを挙げている。「武侠ドラマ『還珠姫-プリンセスのつくりかた(1998-2003)』のようなドラマのほうが、韓国などアジアの友人には理解しやすく、見ることが多い」。
さらに、米国では香港のスーパースター・ジャッキー・チェンや中国の巨匠・張芸謀(チャン・イーモウ)監督の作品は人気があるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年1月23日