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新聞聯播(資料写真) |
2013年になって早くも1週間。中国国営中央テレビ(CCTV、日本のNHKに相当)の総合チャンネルCCTV1の多くの番組が視聴率を上げている。中でも、大きくリニューアルされたニュース番組「新聞聯播」や報道番組「焦点訪談」は2012年に比べて大きく視聴率を上げている。中国のタブロイド紙「新京報」が報じた。
■庶民の生活により近くなった「新聞聯播」
2日に放送された「新聞聯播」の報道特集は「暮らしのサービスカウンター」。雪の日は滑りやすく、車の運転には技術が必要で、注意すべき事を紹介するという内容だった。3日は、河北省石家荘市でジャガイモで作ったお菓子を路上で売り、学生が1つ買うと1つプレゼント、清掃作業員が1つ買うと2つプレゼントという気前の良さで最近話題になっている姚彦君さんを紹介した。CCTVは2012年の国慶節(建国記念日、10月1日)を挟んだ連休中、「幸せですか」と質問する街頭インタビューを実施。さらに、10月19日、20日には広西チワン族自治区桂林市の文さん4兄弟が必死に行方不明中の母親を探す姿を放送し、「感動的」と話題になった。そして今年に入り取り上げた話題が、庶民の視点に立った、一般の生活により近い内容と話題になり、ネット上でも次々に転送されている。1-5日の5日間、同番組の最高瞬間視聴率は4.53%で、平均視聴率は2012年より24.32%増だった。
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