米国のコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーが今月発表した「2013年中国ぜいたく品市場調査」によると、2013年、中国大陸部のぜいたく品市場の成長スピードはさらに減速、2012年に7%だった年成長率は2%前後にとどまり、この減速傾向は2014年も続く見通し。
専門家は、「中国政府が節約励行・浪費反対を奨励したことが、大陸部観光客のショッピングスタイルを変えた要因と見られる。また、個人旅行が解禁となり、香港に旅行する大陸部の人々が増えたことで、ぜいたく品がそれほど目新しくなくなったことも原因のひとつだ」と分析した。
香港観光発展局の大まかなデータによると、今年1月から11月に香港を訪れた大陸部観光客は延べ3600万人を上回った。香港はすでに、大陸部49都市の住民に対して個人旅行を解禁している。消費レベルが異なる大陸部住民がますます多く香港を訪れるに伴い、香港でのショッピングスタイルに変化が生じるのは必然の成り行きといえよう。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年12月24日