オーストラリア海事安全局によると、オーストラリア側は21日、航空機5機を派遣して2万3000平方キロメートルの海域を捜索したが、マレーシア航空機の破片と見られるものは見つかっていない。オーストラリア海事安全局は22日も引き続き各方面を調整して目標海域の捜索を行う。
オーストラリアのトラス副首相は21日、消息不明機の残骸と見られる残骸の衛星画像は16日に撮影されたものであるため、海流や風によって移動した可能性があり、捜索面積は広大になると説明。残骸は海に沈んだ可能性もあると指摘した。
マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸相代理は21日「マレーシア側は衛星データが消息不明機と関係があるかどうかについて、オーストラリア側の確認を待っている。現在、南北両回廊で捜索活動が続けられており、必要時には深海捜索面で中国政府に設備と技術の支援を要請する」と表明。
「現在までに、乗客にいかなる問題も見つかっていない。マレーシア側は国際機関と共に乗客の背景資料の確認を進めている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月22日