広東省の朱小丹省長は広東代表団全体会議で、「広東省は『広東省ブロードバンドネットワークのインフラ整備の全面的な推進に関する意見』(以下、同意見)を正式に通達し、両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)後にブロードバンドネットワーク広東省発展計画を直ちに発表する」と表明した。人民日報が伝えた。
広東省は今年、全省のブロードバンドおよび珠江デルタのスマート都市群の建設計画を開始し、情報化施設の建設、ビッグデータ・クラウドコンピューティング・インターネット技術の普及、製造業のスマート化と「恵民工程(省エネ製品の普及プロジェクト)」に取り組み、新たな国際競争の中で有利な地位を占める。ブロードバンドネットワーク発展計画の中で、広東省は珠江デルタで真っ先に世界クラスのブロードバンド都市群を建設する。
同意見は6部分・21項目に分かれ、▽次世代情報インフラの建設を加速し、2020年までに全省の情報化水準を世界先進レベルにし、「スマート広東」の建設を完了する▽光ファイバによるブロードバンドネットワーク、通信基地局、通信ルートなどの情報通信インフラの整備を、各地政府の都市部・農村部建設全体計画に盛り込む--など、広東省の情報化について全面的な手配を行った。
同意見はまた、情報通信インフラを、交通・水利・市政など大型公共施設の重要関連設備とし、主体プロジェクトと同時に計画・設計を進めるよう求めた。
深セン市の許勤市長は、「深セン市は今年、公益性を持つ重要な公共の場で、無料Wi-Fiの全面的なカバーを実現する。深セン市は2015年までにワイヤレス都市というモデル都市を建設し、全市の3Gワイヤレス・ネットワークのカバー率を99%以上に、4Gを90%以上にする」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月10日