体育総局、学校サッカー事業助成金を増額
中国全国青少年学校サッカー活動事業指導チーム弁公室はこのほど、国家体育総局が、学校でのサッカー活動に対する助成金を、来年から年間5600万元(約7億1320万円)まで増やす決定を下したと発表した。人民日報が伝えた。
学校サッカー活動事業を担当している中国サッカー協会の薛立・副主席によると、学校サッカー活動は現在、49の国家級指定都市、57の省級指定都市、3つのモデル県で展開されており、小中学校・高校・大学計5022校の学生270万人が活動に参加しているという。国家体育総局は、2009年以降、学校サッカー活動に対する補助金として、スポーツ宝くじ収益金から年間4千万元(約5億950万円)を拠出してきたが、この助成金を全校に分配すると、1校当たり支給額はかなり少なくなる。そこで、今回の助成金増額により、学校サッカー事業発展のさらなる推進・けん引が大いに期待される。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年11月9日