中国CSLの北京国安、年初のキャンプ地は日本
中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)は3日、今シーズンのすべての日程が終了。3位だった「北京国安」は来シーズンに向け早くも動き出しているようで、中国各紙は、同クラブが既にハイメ・パチェコ監督(ポルトガル)の解任を決め、新たな監督探しを進めていると報じている。中国のタブロイド紙「北京晨報」が報じた。
新監督のめどはまだたっていないものの、国安に残されている時間はそれほど多くない。11月10日、18日に予定されている「貴州人和」対「広州恒大」の中国FAカップ決勝戦で、「貴州人和」が勝利した場合、国安はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を賭けた試合に出場しなければならず、それに向けたチーム作りをしなければならないのだ。
CSLの最終節が終了した時点で、国安は休暇に入る。計画ではチームを12月10日に再度集め、雲南省昆明市で冬季キャンプを張る。年初の海外キャンプは、この2年間欧州で行ってきたが、来年は日本で行うことを決めた。その理由に関して、関係者は「時間がない」ことを挙げた。来年のCSLは3月の上旬に開幕する見込みで、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を賭けた試合も2月に行われる。その2月の試合に間に合わせるためには、欧州まで足を運ぶ時間はないというわけだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年11月8日