北京、古い街並み保護のため清掃時間・回数を規定へ
北京の首都城市(都市)環境建設委員会弁公室(事務所)は27日、同市は来年「美しい北京、環境活動」をテーマに、文明都市としてのイメージ向上を図ることを明らかにした。同市は来年、開放型の緑地公園増設を含む、環境建設(対策)プロジェクト10件を打ち出す予定だ。また、同市特有の路地「胡同」を改築、復元するための基準を打ち出し、保護を実施する計画。北京のタブロイド紙「京華時報」が報じた。
同事務所の責任者によると、「同市は来年、造林工事を大規模に実施することで緑化を進めると同時に、緑地公園の配置を最適化し、道路のグリーンベルトや街路樹を美化する。そして、都市部に開放型の緑地公園を新設する予定」で、「地下鉄沿線の汚く乱れた地域をすべて緑化し、緑地公園にすることを検討している」。
さらに、同市は来年、首都環境建設のモデルを確立して、環状道路の二環路や三環路、鉄道駅、地下鉄駅、鉄道、地下鉄、高速道路沿線のほか、キャンパスや鉄道駅周辺などの環境建設や整備に一層力を注ぎ、都市道路環境建設の基準達成を目指す。
一方、歴史・文化を誇る都市としてのイメージ向上の点で、北京は同市の歴史・文化の特徴を武器に、環境建設を進める。そして、天壇や天安門、故宮など北京市の南北を貫く中心線である「中軸線」や北京から杭州までを結ぶ「京杭大運河」などの世界遺産登録申請を推進する。
そのほか、同市はさらに今後、旧都市の歴史的風貌を代表する「胡同」の保護に力を入れ、東城区と西城区の胡同をめぐる環境建設工事を重点的に実施し、市民の生活環境改善に力を入れる。
同事務所の責任者によると、「現在、北京全全体の胡同や伝統的家屋建築が保護されずに乱れている情況が見られる」が、同市は現在、新たな胡同環境建設基準の作成を進めており、「胡同に散乱するゴミをなくすため、清掃の時間や回数などを明確に定める」予定だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年11月28日
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