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宮市亮(資料写真) |
「近年はドイツとスペインがフランスに代わり伸びている。(フランスのサッカー界は)現在、スカウト網の拡大を図っている。イングランド・プレミアリーグだけでは、限界がある」とベンゲル氏。さらに競争力を付けてきた新たなマーケットとして日本を挙げ、「現在、日本の多くの選手がドイツ・ブンデスリーガで活躍していることがその最たる証だ」と語った。
同紙によると、アジア王者の日本は昨年10月の国際親善試合でフランスを破ったこともある。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選でB組のオマーンに勝利した試合では、出場選手24人中、8人がドイツのチームに在籍していた。このほか、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワで活躍する本田圭佑やインテルミラノのDF長友佑都、マンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司はいずれも欧州各国で目を見張る活躍をしている。
ベンゲル氏は、2009年にナイジェリアで開催されたU-17(17歳以下)W杯で頭角を現した宮市亮を高く評価。2010年に移籍契約を交わすと、オランダ・エールディヴィジ・フェイエノールトにレンタル移籍。今シーズンはさらにボルトンにレンタル移籍させた。ベンゲル氏は「ファンは耳にしたことのない選手だと、その時点で懐疑的になる」と難しさを口にしている。(編集YT)
「人民網日本語版」2013年1月6日
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