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中国、小中学生の7割が「冬休みは塾に通う」

 北京の各小中学校は26日土曜日より冬休みに入った。ただ、子供たちにとっては、「楽しくリラックスできる冬休み」とはいかないようだ。中国のタブロイド紙「北京晨報」はこのほど、冬休みに塾で勉強する子供の実態を調査するアンケートを実施。わずか5日の間に、学生や保護者3200人以上の回答を得た。結果はなんと、7割近くに当たる約2000人の小中学生が塾を「申し込んだ」と回答し、うち半数以上が「10日以上」通うと回答したのだ。ざっと計算して冬休みは多くても20日程度。春節(旧正月、今年は2月10日)を除くと、子供たちは3-5日しか休みがない計算になる。大人顔負けのきつい“休日出勤”が待っているのだ。北京晨報が報じた。

 ●数学、英語が人気科目

 科目別に見ると、数学や英語、語文(国語)が「人気」科目。特に冬休みに塾に通う学生の3人に2人が「数学」と「英語」の補習を選択している。一方、「文体」(楽器・舞踊や体育など)は349人、「科学技術」は79人にとどまっている。同調査結果から、多くの保護者が冬休みを「貴重な時間」と見なし、子供の趣味などに当てる時間を考慮する余裕もなく、時間や精力、お金すべてを「学習」に費やさせていることが分かる。

 ●6割「20日のうち10日以上塾に行く」

 同調査結果によると、ほとんどの学生が複数の塾を申し込んでいる。うち、2-3カ所が最も多く45%。「3カ所以上」も13%いた。

 多くの学生が何日も「休日出勤」を強いられているのだ。調査では「休日出勤」の日数が「10日以上」との回答が6割近くあった。つまり、春節を除くと、ほとんどの子供が3-5日しか休みがないことになり、その数日を使って、学校の宿題をしなければならないのだ。時間をさらに有効に使おうと、多くの保護者が1日の間に子供を複数の塾に行かせ、最も多い子供で1日に3カ所の塾に行くという。

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