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北京の公共交通利用率44%に上昇 全国トップレベルに

 交通渋滞の緩和を目指し、北京市は公共交通の整備・発展を大々的に強化してきた。その結果、同市における公共交通の利用率は、この5年間で34.5%から44%まで上昇し、全国でもトップレベルとなった。人民日報が報じた。

 地下鉄やライトレールなどの軌道交通は、北京市民が最も良く利用する公共交通となっている。同市は、2013年の公共交通利用率を46%まで引き上げるよう尽力する方針。また市軌道交通の総営業距離は、2016年までに664キロメートルに達する見通し。

 20日から開催されている「北京市交通委員会全市排堵保暢(渋滞解消)工作会議」において、北京市は2008年以来5年にわたり、公共交通発展政策を優先事項に据えてきたことが報告された。交通分野での固定資産投資は3300億元(約4兆9500億元)に達し、同期の全市固定資産投資の13%を占めた。2007年の時点で延べ58億人だった年旅客輸送量は、2012年には延べ89億人まで増加した。市は、運賃の低額化を実施し、市民の公共交通の利用を促した。2012年、電気バスの1日あたり旅客輸送量は、2007年比20.7%増の延べ1394万人に達した。軌道交通の1日あたり旅客輸送量は、同276%増の延べ673万人。2007年に34.5%だった公共交通の利用率は、2012年には44%まで上昇した。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年2月21日

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