<企画>「雷鋒の日」50周年
新中国成立初期、中国各地の農場や工場で作業するなどの奉仕活動を続け、中国人民解放軍における模範兵とされる雷鋒(らいほう)。1963年3月5日には毛沢東主席によって、「向雷鋒同志学習(雷鋒に学べ)」運動が始められた。雷鋒は、国家によって物財バランスに基づいて計画的に配分する「体制計画」が取られていた時代の人物だが、あれから50年経ち、経済が急速に発展していながらも道徳が低下している現在、雷鋒の精神に学ぶことは、重要な意義がある。
■【中国7都市で調査】「『雷鋒に学ぶ』に現実的意義あり」67.2%
中国社会科学院はこのほど、全国7都市の住民を対象とした調査の報告書を発表した。これによると、「他人を信じない」人は7割を上回った。3月5日は「雷鋒に学ぶ日」だ。我々は、雷鋒精神を学び、提唱する一方で、現実社会における「人助け」が、「他人同士の信頼関係」という問題に絡み、いくつかの壁にぶつかっている現状を再認識することとなった。<詳細>
■【雷鋒の日】全国各地で学習活動
3月4日、「雷鋒に学ぶ日」を迎え、中国各地で学習活動が展開されていた。<詳細>
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■【身近な雷鋒】32万元を拾った従業員
紙の袋に入った現金32万元をレストランの個室で発見し、部屋には他に人もおらず、監視カメラもないとしたら、あなたはそのお金を届け出るだろうか、それとも着服してしまうだろうか。<詳細>
■【人民日報評論】「中国の夢」を後押しする「雷鋒精神」
炎のように燃えさかる雷鋒(人民解放軍の模範兵士)の情熱と精神力は、今や中国の国境を超え、世界中に影響力を広げている。<詳細>
■【人民日報「微博」が注目】雷鋒のボランティア精神に学ぶ
5日は、毛沢東主席が定めた「雷鋒に学ぶ」日。ボランティアの精神は今、私達の周囲に満ちるようになっており、中国では1年中ボランティア活動が展開、参加者は6千万人を超えている。<詳細>
(編集WZ)
「人民網日本語版」2013年3月5日