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メーデー連休の観光収入、重慶が最多 上海は鳥インフルで伸びず

 4月29日から5月1日がメーデー連休となった中国。各地観光スポットが観光客でにぎわった。うち、重慶市は同連休期間中の観光総収入が前年同期比13.17%増の55億7600万元(約886億5840万円)に達し、現時点でデータが発表されている17都市のうち最多。2年連続トップの座を守った。また、訪問客が最も多かったのも同市で、同比12.36%増の延べ1495万2500万人。17都市のうち、収入が20億円(約300億円)を超えたのは重慶市、江蘇省蘇州市、四川省成都市、河南省鄭州市の4都市だった。人民網が報じた。

 2012年の同連休期間中の総収入が4位だった成都市は今年3位と順位を1つ上げた。一方、湖北省武漢市の收入は同比31.27%増と、中国の主な観光都市のうち最も伸びが大きい都市となった。また、訪問客の伸びが最も大きかったのは湖南省長沙市で、同比29.80%増だったのに対し、蘇州市は2.02%減だった。

 オンライン旅行サイト「同程網」が発表した調査報告によると、同連休期間に最も人気となった都市は北京市、海南省三亜市、雲南省昆明市、広西チワン族自治区桂林市、蘇州市、上海市、浙江省杭州市、厦門(アモイ)市、山東省青島市、陝西省西安市。同報告は、「例年と違い、華東地区の上海や杭州市などの人気観光都市の予約指数がトップ3から外れた」と指摘。原因として、拡大が問題となっている鳥インフルエンザ(H7N9型)を挙げ、「旅行者は目的地を選択する際、上海など感染者拡大が深刻な都市を避けたのだろう」とした。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年5月3日

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