安徽女性の墜落死 北京市公安局「他殺ではない」
北京市公安局は9日、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」で、安徽省出身の女性が墜落死した事件について、「他殺の可能性はない」とのコメントを発表した。人民網が伝えた。
コメントの全文は次の通り。
安徽省出身の袁さんが墜落死した原因をめぐり社会に大きな疑惑が巻き起こったことを受け、市公安局は、詳しい調査に着手、専門家に現場検証を依頼し、遺体の再検証も徹底して行った。また、現場となった京温服装ショッピングセンターの監視モニターに映っていた映像を全てつぶさにチェックし直し、事件が起こった夜にショッピングセンターにいた人々に対する聞き取り調査もやり直した。これらの精査から総合的に判断した結果、袁さんの死因については、薬物犯やレイプ犯による他殺の可能性はなく、飛び降り自殺だったという結論が導き出された。警察側は、すでに詳しい調査結果や根拠資料を遺族に提示し状況を説明、遺族から異議は出なかった。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月10日